新年あけましておめでとうございます。
2024年を迎えるにあたり、新年の挨拶を申し上げます。

先ずは1月1日に発生した能登半島地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

2023年は3月に行われたWBCで大谷選手が大活躍をし、日本は14年ぶりに優勝を果たしました。大谷選手の活躍はその後も続き、日本人初のホームラン王、2度目の満票でのMVP、そして史上最高額でのドジャースへの移籍と1年を通して話題の中心にありました。

政治に目をむけると3月に韓国の尹錫悦大統領が12年ぶりに来日し、日韓正常化への第一歩を踏み出しました。また、5月には広島サミットが行われ原爆資料館などにG7の首脳が来日しました。サミットでは世界情勢を見据えて、G7以外のインドをはじめとする多くの国の首脳が来日し、ロシア・ウクライナ戦争への解決への糸口や経済も含めた世界情勢の安定化が期待されましたが、G7や国連の無力さが露わになった一幕だと感じました。また、10月には世界的な火種がイスラエルとハマスの間で起き、多数の死者をだす惨劇となっています。

経済においては4月に日銀総裁が植田和男氏にかわり、新たな金融政策が行われることを期待しましたが、相変わらずの金融緩和政策の継続により円安が継続し、物価の上昇は収まらず、賃金も上がらないという困窮状態に悪化しています。

2024年はどのような年になるのでしょうか。
2024年は辰年です。辰の文字の由来は「震」。これは生き物が大きく成長し変貌を遂げる様を辰（龍）になぞったといわれています。
今年はよくも悪くも大きく物事が変動する年となるようです。

本年、当社では物価高により、お客様の経営への負担が増していることを踏まえ、どのようにしたらお客様の増収に貢献できるかを社員全員で考えていきます。
仕入れ先には様々な提案を頂き低コストで栽培ができるような方法を検討し、提案させていただきます。
また、野菜の優良販売先の斡旋や市場ニーズの高い野菜の産地開発などを行っていきます。

本年も社員一同頑張って参りますのでご支援の程宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長　塙　徹